🍉しいたげられたしいたけ

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もう一人の自分自身の正体は誰か?( の検索結果:

くらむ(id:kuramuchowder020)さんの「はてなブログユーザーバトン(日記の友ver)」に答えてみます

はてなブロガー さんで Twitter の FF さんでもある くらむ(id:kuramuchowder020)さんから、バトンのご指名をいただきました。 kuramuchowder020.hatenablog.com バトンに応じるのは約1年と4ヶ月ぶりになります。 www.watto.nagoya ただし質問最後の33番目に次に答えてほしい人の指名という項目がありますが、カラーひよこ さんのときと同様、私からは指名しないことにします。 かつてチェーンメールというのが問題に…

5月30日付拙エントリー2万pv超えお礼申し上げます

なんとなく1日のpvが1万を超えたらお礼のエントリーを書くことにしています。本当はお一人でも読んで下さったらお礼を申し上げるべきですが。 前回はこちら、ちょうど4ヶ月前でした。1万pvと言いながら、この時も2万を超えていました。 www.watto.nagoya 今回は5月30日付のこの拙エントリーが… www.watto.nagoya 「はてな」のアクセス解析で約2万3千pvを頂きました。篤くお礼申し上げます。ありがとうございました。 今回もスマートニュースさんのリンク、い…

カラーひよこ(id:color-hiyoko)さんから回ってきたブロガーバトンに答えてみるが次には回さない

カラーひよこ(id:color-hiyoko)さんからブロガーバトンなるものが回ってきました。 www.color-hiyoko.com 答えるのは構いませんが、次の人に回すのはためらわれます。 理由は google:基本再生産数R0 を最小化したいから…というのは悪い冗談で、即座に思い浮かんだ「はてなブロガー」さんたちが軒並み、更新を停止していたり、他ブログに移転していたり、限定公開になっていたりしていたためです。 もし「やってみたい」という方がいらっしゃいましたら、追記で…

漱石、三島、筒井三部作/四部作の最終作に宗教臭が強いという共通点は「これは虚構だ」と示すため?(その1)

蔵書の自炊作業をしていて気づいたことの、何度目かのまとめです。あんまりまとまっていませんが。 夏目漱石の三部作というのは、「中期三部作」すなわち『三四郎』、『それから』、『門』を指します。 三島由紀夫の四部作は、「豊饒の海」シリーズすなわち『春の雪』、『奔馬』、『暁の寺』、『天人五衰』を指します。 筒井康隆の三部作は、「七瀬シリーズ」すなわち『家族八景』、『七瀬ふたたび』、『エディプスの恋人』です。 以下、それぞれの作品のネタバレを含みます。 結論を先に箇条書きで示してしまう…

子どもの頃のわけのわからない悩みが鮮やかに解決した数少ない例について

…なかったのだ(以前『もう一人の自分自身の正体は誰か?(その4)』に書いたように、私自身は悩む子だった。そしてそういう悩みを持たない子もいるということを、後になって驚きをもって発見した)。 「根源的な問い」に対するチャレンジの成果は、数学、物理学、哲学などで人類が築き上げてきたものだけでも、はるかな高みに達する頂を持つ。今の私は、うんと麓の方からその頂を、圧倒的な讃嘆と少なからぬ嫉妬をもって見上げる立場でしかない。それでも「どんな難問にも答えがあり、その答えは自分にもいくばくか…

結城先生の連ツイには心情的には同意したいものの数式には漢字や英語にはない怖さがあると思う

このホッテントリに関連して、たまたまちょうどよいサンプルを見かけたところなので、ささっとエントリーに仕立ててしまいたい。 rentwi.textfile.org おっしゃることはごもっともだと思う。心情的には同意したい。しかし、数式には、結城先生が連ツイ中で例として引いている漢字や英語にはない怖さがあると思う。その怖さは、むしろ「文系」の人より「理系」の人のほうが、わかってもらえるんじゃないだろうか? つまり「数式アレルギーの理系」の人がいたっておかしくないんじゃなかろうか?…

竹田青嗣氏の著書に関する思い出

…ある。 弊エントリ「もう一人の自分自身の正体は誰か?(間奏曲〔インテルメッツォ〕)」より再掲 と、三行とは言わないまでも文庫本半ページほどにまとめられてしまうものに過ぎなかったのだが。 さらに言えば、脳科学に限らず、自然科学などの知見を思想に取り入れることは、現象学の立場からすると「カッコに入れる」という言い方をするのだそうだが、真っ先に棚上げにしなければならないことなのだそうだ。 いやしかしそれでも、考えるきっかけを与えてくれ、また考え方のモデルケースとなるお手本を示してく…

「もし命題Aだと思えば命題Aの否定が成立する」という形式のパラドックスについて

「もう一人の自分自身の正体は誰か?(その5:たぶん完結) - しいたげられたしいたけ2」で完結させずに中断してしまった話題に関して、実は例によって「はてなダイアリー」の方にその続きみたいなことを書いていたので、再掲になりますがこちらにもまとめておきたいと思いつきました。最初からまとめておけばよかったんですが、だいたいこういうことを思いつくのは後になってからです。 「その5:たぶん完結」に、次のような無限ループ(無限後退)問題をクイズの形で提示しました。 【問題1】 俗に「気が…

もう一人の自分自身の正体は誰か?(後奏曲〔ポストリュード〕)

「その5」の末尾が(つづく)だったので誤解を招いたようですが、「もう一人の自分自身の正体は誰か?」の残っている原稿は、あれでおしまいです。続きはありません。 ただし書いた本人が12年の経時劣化を伴って存在していますので、もしご質問、ご意見等あれば、コメント欄やブックマークコメントなど何らかの形でお寄せください。なんとか頑張って回答を試みます。その回答がご納得のゆくものであるかは保証の限りではありませんが。まあ経時劣化する前も後も大して変わりはありませんが…ってほっとけや。 今…

もう一人の自分自身の正体は誰か?(その5:たぶん完結)

蛇足 未公開の原稿をアップします。前回分と同様、問題を無駄に拡げただけで畳もうとしていません。「間奏曲〔インテルメッツォ〕」で述べた通り、問題を相対化あるいはワン・オブ・ゼムにしようとの試みです。 私なりの「もう一人の自分自身の正体は何か?」という問いに対する結論は、自分自身を「意識のクオリア」と「意識のクオリアの短期記憶」の複合体と考えると、自分自身を認識しようとしたとき「意識のクオリアの短期記憶」の方のみを認識しようとし、それが「意識のクオリア」とは別物だと考えて無限ルー…

もう一人の自分自身の正体は誰か?(その4)

蛇足 ローカル読書サークル会報に公開した文章は、今回が最後です。ご覧のとおり尻切れトンボです。これは連載が思ったほど評判良くなかったことと、この頃恥ずかしながら読書サークルのメンバーとつまんないことで諍いをやらかして人間関係が悪化し、ほどなく読書サークルからフェードアウトしてしまったためです。 ただし原稿は未公開のものがもう一回分出てきましたので、次回、貼ります。尻切れトンボであることに変わりはありませんが。 前回の「言い訳」に引き続き、脳科学の話をもう少しさせてください。1…

もう一人の自分自身の正体は誰か?(その3)

言い訳 このへんから、再掲するかどうか迷う内容がどんどん出て来ます。今回は冒頭に唐突にヴィトゲンシュタインなんて名前が出てきたりします。ヴィトゲンシュタインは分析哲学の人で、第一回目にタネ本として述べた現象学とは別系統になります。哲学のある系統と別の系統を接続するのは門外漢の想像をはるかに超える難事で、軽く論文のテーマになりうることです。しかし再三弁明している通り私はただのドシロートで、素人向け哲学概説書はえてしてデカルトカントヘーゲルマルクスサルトルメルロポンティヤスパース…

もう一人の自分自身の正体は誰か?(間奏曲〔インテルメッツォ〕)

…ます。 一つだけ。 もう一人の自分自身の正体は誰か?(その2) - しいたげられたしいたけ [thoughtexperiment] この連載が終わったら、質疑応答の時間とかありますか? 2015/11/20 04:04 b.hatena.ne.jp 連載終了後といわず、コメントなりブコメなりでいくらでもご質問ください。 つか「その1」のブコメを読んで mugi-yama さんは哲学畑の人なんだろうなと思いギクッとしました。多分、会話をすると mugi-yama さんを失望させ…

もう一人の自分自身の正体は誰か?(その2)

言い訳 原稿は全4回分あります。ただし前回提示した問題に対する私なりの一応の結論は、今回の第2回目に示しました。その意味で今回が一旦の完結となります。3回目と4回目は敷衍で、しかも未完結であることを今のうちにお断りしておきます。 スポンサーリンク // 読書サークル会報に公開した文章は、「したらば」にアップした文章と材料は一緒ですが、順序はかなり改変したように記憶しています。結論までをあまり長く引っ張ると読んでもらえなくなることを恐れたからです。 タネ本を示しておきます。 現…

もう一人の自分自身の正体は誰か?(その1)

前口上 ネットの話題で触れておきたいと思いながら時機を逸してしまった話題です。時機を逸したどころか、元ネタがどれだったかも失念してしまった始末です。確か「はてな匿名ダイアリー」(「はてな」内部での通称「増田」)だったはずです。後でもう少し探してみます。 「増田」に触発されて、今から10年以上前にネットの某掲示板*1にアップした自分の文章を思い出しました。しかし検索したら、掲示板ごと消えてしまっていました。 なんとなくネットのどこにも痕跡が残らないのは寂しいなと思って、昔のパソ…