🍉しいたげられたしいたけ

NO WAR! 戦争反対!Ceasefire Now! 一刻も早い停戦を!

7月のうちの市の戦争法制(安保法制)反対アピールには自作のプラカードを持って参加した

参院選後初のうちの市での行動である。選挙結果を受けて「これからだな」というつもりではいたものの、選挙直後の沖縄発のいくつかのニュースを受けて、「ここまでやるのか政府は?」と少なからぬダメージを精神に感じた。

うちの市の行動の場合、プラカードのバリエーションが少ないので、こんなプラカードをパソコンで自作して、持参した。

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人数少なめだった。数えたら20人ほどだった。 大相撲名古屋場所の千秋楽だったからか?

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先月の記事はこちら。

watto.hatenablog.com

15分遅れとか言っていたが、市議さんによる開会宣言。今回で11回目で、この市議さんは皆勤だそうだ。

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勝手に恒例「アベ政治を許さない」。真ん中の人、プラカード逆さまですよ。

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寸劇。

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署名集めもやっていた。乳母車の赤ちゃんを連れたお母さんが応じてくれていた。

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一方で、どっかのおっさんが「サヨクだな? サヨクだろ?」とスタッフに絡んでる声もいっとき聞こえた。そんなにしつこくはなさそうだったので、まだよかったけど。

もしあまりしつこいようだったら、見かけ倒しだけど体のデカい私が割って入るべきかと頭の中でシミュレートする。「ああサヨクですが何か?」と応じたら、ネットの罵倒合戦だ。相手が聞く耳を持たぬことを前提に、論ずべきことを論ずるとしたら何を言うだろう。

・現代の国際秩序は400年前の三十年戦争終結後のウエストファリア条約をベースとしたもので、残念ながら完璧な安全保障システムというものを人類はまだ手にしていないこと。

・もし武力で安全保障が可能であれば、世界最強の武力を持つアメリカが世界で最も安全な国でなければならないが、現実はまったくそうでないこと。

・前述のウエストファリア条約をベースとした国際秩序においては、国際社会は主権国家の連合体であるということ。そうした国際社会は、未だ専制君主国家も排除していないということ。国家は暴力を独占し、人を殺すこともできるということ。

・というより元々ウエストファリア条約体制が想定しているのは、もっぱら王権や封建領主権であり、その後のフランス革命など市民革命を経て、人権や国民主権の概念が一般化したことは、そのために時に命まで擲って尽力した多くの人々の存在をゆめ忘れるべきではないが、歴史の奇跡と呼ぶべきであること。

・日本国憲法が国民主権を定め人権の尊重を掲げていることは、真に誇るべきであり、また全力で守るべきであること。

・人権を守るには、人権を守るしかないこと。戦前の天皇機関説のような「人権を保証するために何かを守る」という試みは、経験に照らしてうまくいった試しがないこと。

・日本国憲法が人権を尊重するため最大の人権侵害と言われる戦争の放棄を掲げることは、全く合理的であること。

・戦争によって戦争を終結させようとする試みは片っ端から失敗しており、むしろ経済や人的交流や文化的交流こそが安定した国家関係を築いてきたという経験則に照らして、国際紛争を解決するためには、すなわち平和を守るためには、戦争以外のあらゆる手段を講じるという理念もまた、全く合理的であること。

・もし現代の日本が戦争という手段を選んだら、相手がどの国であれ、即座にボコられるであろうということ。何となれば、戦争というものは敵国のことを徹底的に調査して敵国が最も嫌がることをやるのが古来からの鉄則であるから、原発を岬の先端など交通不便なところに多数抱える日本と事を構えるのであれば、長く伸びた外部電源の送電線と道路を狙って持っている限りの精密誘導兵器をぶっ放すであろうから、日本にできることはせいぜい相手が同じくらい嫌がることを探して痛み分けに持ち込むくらいであろうということ。やりたいですか?

・そこまでの破局に至らなくても、緊張がある程度高まった時点で、日本の経済はボロボロになるであろうということ。やりたいですか?

…うーん、やっぱり聞く耳持たないだろうな。つか突っ込みどころ満載だろうな。さぞかし不毛な応酬になりそうだ。でもそれは別問題として、上記は今思いついたことを並べただけだけど、もうちょっと自分なりに体系的な勉強をしなければとは常々考えるところである。

弊ブログで何度か再勉強中であると述べた大日本図書の『新確率統計』は、四ヶ月かかってようやくコンプリートできそうである。半年かけるつもりが四ヶ月で済みそうだから大したもんだと自画自賛。次は同じく半年くらいかけて微積分をやろうと思っているが、この機会に芦部『憲法 第五版』も同じくらいのペースでチャレンジしてみようかしらん。

解散後、いつもの駅前のショッピングセンターで寿司のタイムセールをやっていたから買ってしまった。

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